このお店では、自転車を1台お買上げいただくたびに「お買上げカード」を1枚起こし、 氏名のあいうえお順で保管してきました。長年の運用で枚数は数百枚規模。 カード自体はよくできた様式ですが、氏名順でしか引けないことが、店頭の3つの場面で壁になっていました。
自転車だけ持って来店。
お名前が出てこない。
紙のカードは氏名順。車体番号や防犯登録番号からは探せないため、お預かりした自転車から持ち主のカードへたどり着く手立てがありませんでした。
TSマーク更新のご案内が
年間およそ100件。
有効期間1年のTSマーク(点検整備済みの保険付きシール)。更新時期のお客様を毎月台帳をめくって拾い出し、はがきを用意する──拾い漏れも起きる手作業でした。
お客様の事情が、
店主の頭の中にだけある。
ご家族構成、お子様の進学時期、買替のご相談──接客の質を支える情報が記録に残らず、店主おひとりの記憶に集まっていました。